元過労死ライン越え教師 Yb の日記

元過労死ライン越え教師が教育などについての考えを綴ります

自己紹介

 どうも、元過労死ライン越え教師 Yb と申します。私は以前公立の学校で教員をしていました。何も特殊な学校ではなく、一般的な公立学校を数校経験しました。永く教員をやる中で私の心は疲れ切ってしまった部分と前向きに頑張る部分とが混在していました。そして、様々な経験をする中で今の教員を引退するという結果に至りました。専門は小学校になります。中学校の経験はないので、部活動のご質問に関してはお答えできかねる部分が出てきますので、そこはご承知おきください。

 私は中学の途中あたりから教員を目指し始めました。大学を卒業し、教員採用試験に合格し、晴れて教員として働き出しました。しかし、話には聞いていたものの、想像を越えるブラックな職場に圧倒される毎日でした。トイレでえずく日々は今でも昨日のことのように覚えています。これは何も私だけではありません。私の先輩もトイレから出られないことがあったと私に話してくれたことがありました。また、私のすぐ下の後輩も同じことを経験したようです。そんな経験をする中で私はこの職業を続けて良いのだろうかと自問自答する日々を送りました。そしてついに教員を辞め、今があるというのが現状です。教育現場を離れた今でも、「教育現場をよくしたい。子どもたちが笑顔で過ごせるようにしたい。」という気持ちだけは変わりません。そこで私に現場の外からできることはなんだろう。むしろ、現場の外だからこそできることはなんだろうと考え、この筆を取ることにしたのです。

 恐らく、学校という現場にいたことがない人からすると、「なぜ、こうしないのだろう?」や「こうすればいいのに」と思うことは山ほどあると思います。その結果が、『教員自身の自己責任論』につながってくると思います。私は全てが教員自身の責任だとは思いません。しかし、学校を、教育の労働環境を変えていこうとする中で、教員自身の考え方ややり方が不幸を招いているということもゼロではないと感じています。つまり、教員単体の力ではどうにもならない部分と教員の考え方ややり方で改善できる部分が現在の学校現場には混在していると感じています。このブログでは、そのどちらもについて、それぞれの背景や提言を詳しく、私の立場から述べて行けたらと思っています。もちろん、地域や学校毎に大きく前提が異なってくるのも理解しています。けれども、もしかしたら役に立つかもしれないという希望をもとにこの文章を書き連ねることができたらと考えています。

 私が言っていることは全て正しいとは思っていません。寧ろ、多種多様な意見があることは多くの経験から人一倍理解しているつもりです。ですので、私は「私の意見が正しい」というつもりは一切なく、「こんな意見もありますよ」程度に聞いていただけたらと思います。

 それも踏まえた上で、私が日々心に思っていること、思っていたこと。これから教員になる人、今教員として日々苦しんでいる人、前向きにどうがんばろうか考えている人、全ての人に何か少しでも心に残る文章を綴れたらと思っています。今後、様々な意見を述べる中で私の過去について語る機会もあると思いますから、私の教育現場での詳細についてはその時のために取っておけたらと思います。

 

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